■ゴミ屋敷と法令1 野党で共同提案、すんなり行くの?

国政の場でもゴミ屋敷問題はいろいろと討議が重ねられています。

「ごみ屋敷対策法案」が野党各党の共同で提出されました。

少し長くなりますがこの法案には副題が付いていて、「廃棄物の集積または貯蔵等に起因する周辺の生活環境の保全上の支障の除去等に関する法律案」というもの。

この法案によると地方自治体の首長は家主に対し、ゴミ屋敷のゴミを片づけずに放置しつづけていた場合、ゴミの撤去を勧告し、さらに立ち入り調査もできるように法令の中身が精査されています。

これに従わない場合は、罰金として50万円以下の科料を行い、その後も厳しくゴミ屋敷の監視をつづけるという内容です。

社会問題として、度々テレビでも取り上げられているゴミ屋敷問題は、これまで地元の市町村などが地元住民からの苦情を受ける形で対応してきましたが、「これは私物」、「自宅は私有地」などと主張する家主に対抗して、立ち入ることのできる法令が整備されていなかったが故に、これといった進展がみられないままでした。

ゴミの処分や片づけに関しては、これまで廃棄物処理法などに準拠して、各自治体レベルで法的対策がとられてきました。

しかし廃棄物処理法の対象となっているのは、それを専門に取り扱う処理業者で、個人の住宅にあたるゴミ屋敷については対象外とされてきました。

そうした法の不整備もあって後手に回ってきたのです。

今回の野党共同提案による法令が、すんなりと国会を通過するとは思えませんが、何とかこのゴミ屋敷問題に1つの決着をつけて、自治体の現場対応を切れ味のいいものにしていかなければならないと実感しています。

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